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レンズ豆を水洗いし、水と共に鍋に入れて火にかけ、沸騰したら火を中弱火にして約15分煮る。
空豆や枝豆、お正月の黒豆は別として、個人的に「豆は主役を張らないほうが良い食材だ」と私は思っています。存在することで、主役をさらに引き立てる名脇役。料理の中にチョボチョボ混じっているとか、皿の隅っこにチョコンと添えられているとか、そんな姿が似合う食材のように思うのです。
どこかのビストロで出てきた赤ワイン味のレンズ豆、美味しかったなぁ‥‥。記憶と好みでこしらえた肉料理の付け合わせ、友人たちにはそこそこ好評です。本場のシェフが見たら、ままごとみたいなことしてるのかもしれませんが、とっても手軽にできるので、家庭料理に加えてみてはいかがでしょう(^o^)
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
レンズ豆 | 1/4カップ |
レンズ豆の煮汁 | 大さじ1~2 |
玉ネギ | 1/2~1個 |
オリーブオイル | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1/4~ |
赤ワイン | 大さじ2~3 |
クローブやシナモンのパウダー | お好みで |
レンズ豆を水洗いし、水と共に鍋に入れて火にかけ、沸騰したら火を中弱火にして約15分煮る。
途中でアクが浮いてきたら、丁寧にすくい取る。そこそこ煮えたら湯切りしてザルに上げ、煮汁も少々残しておく。
玉ネギは繊維に沿って薄切りにし、フライパンにオリーブオイルをひいて炒める。
玉ネギにおおよそ火が通ったら、湯切りしておいたレンズ豆を加え、焦げないように煮汁も大さじ1~2杯加えて混ぜ合わせるように炒める。塩と赤ワインを加え、煮ふくめる。
レンズ豆のかたさや味を確認し、調味後、適度に水分が残る状態で火を止め、好みでクローブやシナモンを振りかけたら出来上がり。