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レンズ豆を丁寧に水洗いし、殻が混じっていたら取り除く。レンズ豆を水と共に鍋に入れて火にかけ、沸騰したら火を中弱火にして約10分煮る。
レンズ豆の皮をむいたものが「赤レンズ豆」だと最近になって知りました。とすれば、緑~茶色をしたレンズ豆より、もっと早く茹でられるということですね。
「サーモンピンクみたいなこの色をこのまま生かせたら可愛いよね」と思いついたのが、コンフィチュール。かつて師匠にご馳走になった「レンズ豆餡」がヒントです。
「寒い日に食べたいものは?」と考えたら、クラムチャウダーが浮かんできました。
赤レンズ豆に合う香辛料や洋酒は?と、いろいろ試してみました。シナモン、クローブ、ブランデー、ラム酒、カルヴァドス、グランマルニェ、白ワイン‥‥。合う、合わないはお好みですので、自分のお好きな香りに仕上げてください。私はバケットにのせて、ホットワインと合わせました。う~ん、美味!
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
赤レンズ豆 | 100g |
砂糖 | 大さじ2~3 |
レモン汁 | 約1/4個分 |
クローブ(パウダー) | 4~5振り |
白ワイン | 小さじ2~3 |
バケットやクラッカーなど | お好みで |
レンズ豆を丁寧に水洗いし、殻が混じっていたら取り除く。レンズ豆を水と共に鍋に入れて火にかけ、沸騰したら火を中弱火にして約10分煮る。
途中でアクが浮いてきたら、丁寧にすくい取る。
いったん火を止め、砂糖の半分を加えて混ぜ、再度、中弱火で煮る。残りの砂糖とレモン汁を加え、あんこを作るときのように軽く練る。
レンズ豆の粒が半分とけて、半分残るくらいで火を止める。仕上げにクローブのパウダーを振り、白ワインを加えてざっくりと混ぜたら出来上がり。お好みでパンやお菓子などに添えてください。