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黒豆を水でもどし、茹でておく。
かつての私がそうだったように、おそらく皆さんの黒豆のイメージは、お正月の黒豆を始めとするお菓子やパンなどに使われている甘い黒豆ではないでしょうか。
最近は黒豆を使った味噌や納豆、素麺など甘くない黒豆食材もお見かけするようになりました。その応用みたいに、例えば冷蔵庫に茹でた黒豆をストックしておくと、不意のゴハンもちょっと贅沢な雰囲気に変わりますよ。
チャーハンって、家庭の味が出やすい自由度の高い食べ物だと思います。みじん玉ネギを炒めてベーコンや玉子が入ったり、高菜だったり‥‥。黒豆もまた、チャーハンの食材として活躍します。このレシピのヒントは、丹波篠山の小田垣商店で買ったドライパックの黒豆でした。
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
黒豆(茹でたもの) | 大さじ3~4 |
ごはん(冷ごはんかカタメに炊いたご飯) | 1.5合分 |
ツナ缶詰 | 小1缶 |
玉ネギ | 1/2個 |
マッシュルーム | 3個 |
パセリ | 適量 |
塩 | 小さじ1/2~1 |
黒コショウ | 少々 |
黒豆を水でもどし、茹でておく。
玉ネギとパセリはみじん切り、マッシュルームは2mm巾程度にスライスする。
ツナ缶の油を切って、その油を使ってフライパンでみじん玉ネギを炒め、ご飯も炒める。油分が足りないようであれば、サラダ油(分量外)を適量加える。
ご飯がほぐれてきたら、茹でておいた黒豆とマッシュルーム、ツナを加えてざっくりと炒め、塩と黒コショウで調味する。仕上げに、みじんパセリを彩りよく混ぜ合わせ出来上り。