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黒豆を水洗いしてから、分量の水に一晩、または8時間以上漬けて戻しておく。
黒豆は種皮が黒い大豆のことで、「黒大豆」や「ぶどう豆」とも呼ばれます。おせち料理の祝い肴三種の一つにも数えられる黒豆の甘煮のほか、納豆や豆腐、煎り豆やきな粉にも利用されています。
黒豆の黒い色素にはポリフェノールの「アントシアニン」が含まれています。また女性ホルモンに似た働きをする「大豆イソフラボン」や、抗酸化作用が期待できる「大豆サポニン」など、機能性成分も多く含まれています。
漢方では黒豆衣(こくずい)と呼ばれ、解毒や活血などの効果があるとされています。
おせち料理の定番。「今年もまめ(まじめ)に働き、まめ(健康的)に暮らせますように」という意味が込められています。
黒豆 | 200g |
砂糖 | 150~200g |
水 | 1,000ml |
しょうゆ | 小さじ1 |
黒豆を水洗いしてから、分量の水に一晩、または8時間以上漬けて戻しておく。
豆を漬け水ごと鍋に入れ、分量の半分の砂糖を入れて弱火で煮始める。
沸騰したらアクを取りながら、常に豆が煮汁に浸っているように時々差し水をする。
豆を踊らせないように弱火で4~5時間煮て、柔らかくなったら残りの砂糖を加える。
さらに10分ほど煮たら火を止めて完全に冷まし、味を含ませ黒色を定着させる。
5を2~3回繰り返し、最後の火を止める寸前にしょうゆを加えて風味を付ける。