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レッドキドニーを丁寧に水洗いして、たっぷりの水に一晩~半日ほど水浸けする。豆がもどったら鍋に入れ、水を加えて中火で煮ること約30分。固茹での状態で火を止める。
「毎月1日と15日は、赤飯の日。あなたも、どこかで誰かと、お赤飯を口にしてみませんか」とお声かけする赤飯運動を始めたのは、3年半くらい前のこと。私は赤飯運動実行委員会の事務局となり、1日と15日を意識して地道にお赤飯を作るようになりました。
本来は小豆や大納言、ささげなどで作るお赤飯ですが、時には違う豆でも作ってみたくて、いろんな試みをしてきました。「海外の豆で、日本の食文化を味わう」この試み、フレンチの料理人さんのアイデアです。
この豆が最も似合う料理は、チリコンカンではないかと思います。だけど、この豆を「細長い金時豆」と考えると、金時豆で作る料理には、たいがい使えそう。
お赤飯にするには、あまりモチモチし過ぎないほうが良いのかも?と思いながら、うるち米ともち米の比率を調整しました。レッドキドニーという名は、形が腎臓(kidney)と似てるから付いた名前だそうです。
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
レッドキドニー | 1/2カップ |
うるち米 | 1合 |
もち米 | 1合 |
豆の煮汁 | 2合分弱 |
塩 | 小さじ1/2 |
金ごま | 小さじ3 |
レッドキドニーを丁寧に水洗いして、たっぷりの水に一晩~半日ほど水浸けする。豆がもどったら鍋に入れ、水を加えて中火で煮ること約30分。固茹での状態で火を止める。
うるち米ともち米を合わせて水洗いし、ザルにあげて30分ほどおく。
豆の煮汁を使って水加減する。ザルにあげておいた米を炊飯器のお釜に入れ、豆の煮汁を2合の目盛りより少し少なめに加える。煮汁が足りないときは、水を足す。塩を入れ、全体を軽くかき混ぜる。
豆を加えて炊飯器をセットし、通常どおりに炊飯する。炊き込みごはんや、おこわなどの設定がある場合は、それらも活用。炊き上がったら金ごまをふって、ざっくりとかき混ぜ、再度ふたをして10分ほど蒸らし、出来上がり。