1
とら豆を水洗いし、たっぷりの水に半日~一晩浸してもどす。
若き料理人の友人ができました♪素材のことや料理方法などを話しながら、共に食事をするのは楽しいです。過日訪れたパスタ屋さんでは、イタリアのオーソドックスな「木こり風」のパスタをいただきました。それにヒントを得て、さっそく豆なレシピに応用。あと3~4回つくったら、自分好みの味が完成するでしょう。家庭料理は足し算、引き算。誰かと囲む食卓が、楽しいひと時でありますように。
白でもなければ、茶色でもない。ホクホクほんのり甘みあるとら豆の長所を生かすとしたら、どんな料理が合うのでしょう?そう考えたら、模様が見える料理がいいのかなと思いました。ツナ缶の油には、ツナのおいしい出汁が混じっているので、それも材料に加えて、ケッパーで味を引き締めて。今までの私の味覚になかった組み合せ。おいしいと思ったら、すぐに実践です。
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
とら豆 | 乾燥1/2カップ |
えのき茸 | 1袋 |
ツナ缶 | 100g |
ツナ缶の油 | 小さじ2 |
牛乳 | 1カップ |
ケッパー | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
粒ガーリック | 少々 |
とら豆を水洗いし、たっぷりの水に半日~一晩浸してもどす。
もどした豆を水ごと鍋に入れて火にかけ、沸騰したら中弱火で30~40分ほど煮る。途中アク取りをして様子をみながら、湯が減ったら水を足し加える。
えのき茸は石突きをとって、半分の長さにカットしておく。
鍋に粒ガーリック、ツナ缶に入っている油を入れ、中火でえのき茸を炒める。そこに茹でておいたとら豆とツナを加えて炒める。
牛乳を加えて軽く混ぜ合わせて熱し、ケッパーも加えて沸騰させる。火を弱め、蓋をして10分ほど煮る。軽く塩を加え、調味して出来上り。