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金時豆を水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩~半日ほどおいてもどす。
「毎月1日と15日は赤飯の日。あなたもどこかで誰かと、お赤飯を口にしませんか」。赤飯運動実行委員会の事務局として動いていた頃、日本各地の赤飯について調べました。テレビで見てすぐに親戚経由で、親戚の親戚に連絡をとり、実物を送っていただいた「長岡赤飯」。新潟のお米とお酒と醤油を使った、それはそれは美味なるお赤飯でした。
本来の長岡赤飯は、蒸し器でふっくら蒸したもの。家庭で作るなら、炊飯器でお手軽に。金時豆は固茹でにして使います。ふっくらホクホクの醤油赤飯、炊き上がる直前に、ふわ~っと広がるお醤油の香ばしいかおり。母の日や父の日、敬老の日や誕生日のお祝いに、ちょっと変わりダネのお赤飯はいかがですか。
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
金時豆 | 茹で上がり1/2カップ |
餅米 | 1.5合 |
うるち米 | 0.5合 |
醤油 | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/2~1 |
金ごま(白ごま可) | お好み量 |
金時豆を水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩~半日ほどおいてもどす。
餅米とうるち米を3:1の比率で合わせて水洗いし、ザルにあげて30分ほどおく。
その間に金時豆を水煮する。豆と豆を戻した水を中火にかけ、煮立ったらアクをとり、中弱火にして約12~13分ほど煮る。固茹でのまま火を止め、自然に冷ます。
2を炊飯釜に入れて醤油と酒を加え、いつもの2合の水量よりやや少なめに水加減する。そのあと、塩と茹でておいた金時豆も加えて軽く混ぜる。
炊飯器にセットしてスイッチを入れ、炊き上がったらそのまま10分ほど蒸らす。豆を割らないようにざっくりと混ぜ合わせ、盛り付けの最後に金ごまをふる。