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金時豆を水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩~半日ほどおいてもどす。
小豆とか金時豆とか日本の赤い豆は、こよなく甘いイメージがあります。だけど本当は、おかず的な食材としてどんどん使ってほしいと思うのです。金時豆は茹でて熱を加えることで食物繊維が倍近くまで増し、身体に良いみたいです。これからますます暑くなるから、金時豆でさっぱりしたものを作ってみようと思い立ち、こんなレシピができました。
水煮した茹でたての金時豆を一つつまんでみると、ジャガイモみたいにホクホクして「あ、豆ってこんな味なんだ」と、うれしくなります。酸味のあるチーズにレモン汁を加え、金時豆と合わせました。豆の食感と、ほんのり金時豆の味を楽しんでください。そのままフランスパンにのせオープンサンドに。カナッペやピタパンサンドでもOK。
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
金時豆 | 茹で上がり1カップ |
カッテージチーズ | 100g |
キュウリ | 1/2本 |
粗挽きソーセージ | 2本(またはベーコンやパンチェッタなど適量) |
レモン汁 | 1/4個分 |
塩 | 少々 |
粗挽きコショウ | 少々 |
付け合せの葉野菜 | お好みで |
フランスパンなど | お好みで |
金時豆を水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩~半日ほどおいてもどす。
金時豆と豆をもどした水を中火にかけ、煮立ったらアクをとり、弱火にして20~30分ほど煮る。きれいに仕上げるには、ちょうど良いくらいで火を止め蓋をして予熱で仕上げる。
キュウリは1cm程度の角切りに。ソーセージは8mm程度の厚みで小口切りにして炒め、冷ましておく。
カッテージチーズとキュウリをボウルに入れ、レモン汁を搾る。
冷ました金時豆を加え、塩、コショウをふる。
冷ましたソーセージも加えて、ざっくりと混ぜ合わせる。
氷水に浸しておいた葉もの野菜と共に、スライスしたフランスパンにのせて出来上り。