いんげん豆
種皮の色や模様が多種多様
いんげん豆は中南米原産の豆です。日本には中国から隠元禅師によって伝えられ、その名前を取って「隠元豆」と呼ばれるようになりました。海外では最も多く食べられている豆ですが、日本で本格的に栽培されるようになったのは明治以降です。種皮の色や模様が多種多様で、赤いものは「金時豆」、白いものは「白いんげん」と大別されています。
いんげん豆は食物繊維が豊富な豆類の中でもトップクラスに豊富です。しかも茹でると炭水化物の一部がレジスタントスターチに変化するので、食物繊維量が実質的に増加するという性質もあります。
若莢を野菜として食べるので、「菜豆」とも呼ばれています。