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赤えんどうを水洗いし、たっぷりの水に新豆の頃は半日~一晩浸してもどす。季節が過ぎてきたら、やや長めに水に浸してもどす。
赤えんどうの新豆が届きました。ご存知ですか?赤えんどうって、豆の収穫シーズン到来の使者なんですって。あぁ、北海道の広大な大地一面に広がる豆の畑。遠く遠く、ず~っと向こうまで一気に走っていけないくらい遠くまで豆の畑‥‥。2014年産の豆・初荷の知らせに、かつて北海道で1週間弱、豆の収穫体験をさせていただいたことを思い出しました。
赤えんどう=みつ豆の図式を打ち破るべく、料理への活用法を考えてみました。数少ない赤えんどうレシピのストックは困ったときに残しておいて、家庭料理への応用アイデアをいくつ出せるか、やってみます。
まずは、味が濃くて、食べてる途中に飽きを感じがちな生姜焼きに、変化を持たせたくて考案。大根おろしのさっぱり感と、豆を噛む行為が、生姜焼きをいっそう美味しくします。
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
赤えんどう | 茹で上がり大さじ4 |
塩 | 小さじ1/2 |
大根おろし | 100g |
豚肉(生姜焼き用) | 200g |
玉ネギ | 1/2個 |
生姜のすりおろし | 約10g |
醤油 | 大さじ2 |
酒 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
サラダ油 | 適量 |
大葉 | 2枚 |
赤えんどうを水洗いし、たっぷりの水に新豆の頃は半日~一晩浸してもどす。季節が過ぎてきたら、やや長めに水に浸してもどす。
玉ネギは1cm幅に切って、肉と一緒に漬け汁(醤油、酒、みりん、生姜)に浸す。そのまま冷蔵庫に1時間ほど置く。
豆と浸したておいた水を鍋に入れて強火にかけ、沸騰したら茹で汁を捨てる。新しい水と豆を鍋に入れ、沸騰したら塩を加え、途中アク取りをしながら中弱火で30分~1時間ほど煮る。新豆のときは30分も茹でたらOK。
フライパンに油をひいて、肉を焦がさないように焼く。隙間で玉ネギも焼く。
大根おろしを作り、赤えんどうと混ぜ合わせる。大葉は千切りに。
皿に盛りつけるときは、玉ネギを敷いた上に豚肉を置き、その上に赤えんどうおろしをのせて、大葉を飾る。