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豆を洗って、1時間以上水浸けする。
日本人に馴染みの深い大豆は、ホントいろ~んな種類があって楽しいですね。この小さな大豆「スズマル」は、小粒納豆に使われることが多い豆だそうです。これまで使ったことがなかったのは、スズマルが雑穀の分類で売られているからでしょう。その小ささが愛らしい薄肌色の大豆です。
雑穀と同様にご飯に混ぜてたくときは、1時間以上浸水して使うのが良いそうです。私はお米とは別々に水浸けしました。塩昆布と一緒に炊くことで、昆布だし効果と塩加減が得られ一石二鳥です。昆布から淡く色が出て、炊き上がりがなんとも美味しそう。ほかの大豆よりプリッとした噛みごたえ。鮭やちりめんじゃこなど、お好きな具材を適当に合わせ、変化を楽しんでください。
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
スズマル | 大さじ2 |
うるち米 | 2合 |
塩こんぶ | 4つまみ(7~8g) |
軸みつばや小ネギ、塩鮭など | 適量 |
豆を洗って、1時間以上水浸けする。
米を洗ってザルにあげ、30分以上おく。
炊飯器に2合分の水加減をし、1で水を吸収したスズマルと塩昆布を加える。炊飯器のモード設定をして炊く。
炊き上がったら、軽く混ぜて蒸らす。好みで、焼いてほぐした鮭や軸みつばを混ぜ合わせたら出来上り。