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紅大豆を水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩~半日ほどおき、もどして水煮にする。紅大豆と戻し水を火にかけ(水はたっぷりになるよう足す)、煮立ったらアクをとり、中弱火にして約15~20分ほど煮る。
「大豆って、どうしても和のイメージになっちゃいますね」と話したら、大豆で洋食を作りたくなりました。もともとは、辰巳芳子さんがテレビ番組で作っておられた料理のうろ覚えから、好きにアレンジしています。
辰巳さんいわく、ポークビーンズのポークを鶏に代えた料理とか。ナルホドほんと、鶏からいい出汁が出るから、塩コショウだけでも充分おいしいです。
写真では和なのか洋なのかわかりにくいけど、味は洋です。これからの季節、「塩味を効かせてキューっと‥‥」。これこそ、晩酌向きのおかずでしょう。
大豆は煮くずれしにくい豆ですから、煮込み時間を長くしてもOK。鶏がホロホロになります。冷めた時でも鶏肉のコラーゲンがプルプルしてるのが分かって、うれしくなりますよ。
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
紅大豆 | 1/2カップ |
紅大豆の煮汁 | 1/2カップ |
鶏手羽元 | 4~6本 |
玉ネギ | 1/2個 |
オリーブオイル | 小さじ1 |
ニンニクみじん切り | 少々 |
塩 | 小さじ1/4~ |
粗挽き黒コショウ | 少々 |
ローズマリー | 少々 |
ローリエ | 1枚 |
紅大豆を水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩~半日ほどおき、もどして水煮にする。紅大豆と戻し水を火にかけ(水はたっぷりになるよう足す)、煮立ったらアクをとり、中弱火にして約15~20分ほど煮る。
玉ネギとニンニクはみじん切りにしておく。手羽元には塩と黒コショウをふっておく。
鍋にニンニクとオリーブオイルを入れ、弱火で香りを出したら、中火にして手羽元を焼く。
手羽元の表面にうっすら焦げ目がついたら、いったん鍋から取り出し、その鍋でみじん玉ネギを炒める。
玉ねぎに火が通ったら、紅大豆と煮汁を加えて熱する。
5の鍋に先ほど外しておいた手羽元と塩、ローリエを入れ、蓋をして15~20分ほど煮たら出来上がり。