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紅大豆を水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩~半日ほどおいて戻す。紅大豆と赤い色が出た戻し水ごと火にかけ、煮立ったらアクをとり、中弱火にして約20分ほど煮る。
初めて紅大豆を見たとき「なんて可愛いの!」と、うれしくなりました。乾物のとき、エンジ色の丸い形がキュートで、水にもどすと普通の大豆のように楕円形になります。
浸した水は紅く染まり、もどした時、水煮にした時と、豆の色がうすらいで、料理に使う時は嫌みのない薄紅色に。紅大豆は山形県川西町で作り続けられてきた在来種の大豆だそうです。
紅大豆の色を生かしたくて、浅漬けにしました。春キャベツ、キュウリ、生姜と合わせ、全体の調え役には塩昆布を。手軽にできて、野菜をたっぷり食べるにはもってこい。
メタボが気になる方は、食事の最初に野菜のおかずでおなかを膨らませ、汁物、メイン料理&ごはんの順に食べるといいそうです。
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
紅大豆 | 1/2カップ |
キャベツ | 1/4個 |
キュウリ | 1本 |
生姜 | 1カケ(10gほど) |
塩昆布 | 10gほど |
塩 | 小さじ1/4~ |
ポン酢やドレッシング | お好みで |
紅大豆を水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩~半日ほどおいて戻す。紅大豆と赤い色が出た戻し水ごと火にかけ、煮立ったらアクをとり、中弱火にして約20分ほど煮る。
キャベツは水洗いしながら、食べやすい大きさに手でちぎる。固い芯は取り除く。
キュウリは薄輪切りに、生姜は針生姜に切る。
ビニール袋にキャベツ、キュウリ、針生姜をざっくりと混ぜる。
4の袋に、冷まして煮汁を切った紅大豆と塩昆布を加えて混ぜ合わせる。塩を少々ふって、袋の外から軽く揉む。
袋の口をとめて、冷蔵庫に2時間ほどねかせたら出来上がり。減塩につき、ポン酢やお好みのドレッシングでどうぞ。