こうじいらずを煮てみました

こんにちは。朝市店 店長です。
仙台は猛暑真っ只中。
冷夏なのかな・・・と夏の始めは思ってたのですが
毎日暑すぎです・・・

豆の販売に携わるようになり
こんなにも沢山の種類があるのだな、と
今更ながら改めて思い知らされます。
・・・なんて
しみじみ思ったのは、新たな豆との
出逢い。
その名も「こうじいらず」。
乾燥豆はうすい緑色をしており
青大豆の仲間でしょうか。

これで味噌を作ればこうじを入れなくても良いくらい
甘い味噌になるということで
付いた名前とのことです。

さて長野県産のこちらの「こうじいらず」は
高地で栽培されている在来種とのこと。
高地は寒暖の差が激しいので甘みの強い
良質な豆が出来る・・・と
以前にもお伝えしたことがあります。
こうじいらずのお味も期待が高まります!

茹でてみました。

半日浸水し、水煮にしてみました。
強火で煮始め沸騰後中火~弱火で20~30分。
(店長はカタめが好きなので15分くらい。
・・・なんですが、味噌用もそうですが、柔らかく煮たほうが
甘みが増します。お好みで!)

こうじいらず
こうじいらず
煮上がりは濃~い黄大豆のような感じ。
お味は甘いというよりは濃厚・・・といった感じ。

今の季節なら
冷たい豆乳、ざる豆腐、サラダなどがいいでしょうかね。

「もっくら」という言葉

そうそう!こうじいらずについて調べていたところ
長野の一部地域ではこうじいらずで作った味噌の
お味の表現を「甘く、もっくらしている」とコメントしています。
耳慣れない「もっくら」ですが、
「ふくよかな(味)、深みがある、まろやか・・・」といった
類いの意味合いのようです。

私も「もっくら」した味のある人になりたいな~。
とおあとがよろしいようで!!


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