こんにちは。朝市店、店長です。
だいぶ前ですが、上司から見慣れない
豆のサンプルを数種類みせられ
「今期はこれらを取り扱います!」との指示。
その中に前回お伝えした黒花豆や、
今回ご紹介する「くり豆(栗豆)」などが含まれていました。
地豆
くり豆は北海道産でいわゆる「地豆」と呼ばれる
在来種のようです。
その土地の風土、気候の中でごく一部の農家が何代にも渡って
受け継いできた固有種(豆)で自家用で食す分ぐらいしか作られて
いないとのこと。
なので、初めてご対面するものがほとんどです。
ユニークなネーミングだったり、中にはなんとも言えない
味わいのある模様のものもあったりで
なかなか楽しい出逢い(?)です。
くりの味?
さてくり豆というからには、くりの味がするのかな?!と
いう事で煮てみました。
見た目は限りなく黒に近い表皮で、真っ白な「ヘソ」が
ポツッとあります。
いんげんのわりに大豆のように丸いし、水に戻し煮るとどのように
さまがわりするか楽しみです。
1.浸水は季節にもよるのかもしれませんが
1日~1日半かかります。
なんと吸水すると戻った表皮はきれいな赤紫!?
2.水煮にしてみます。
いつも浸水した水で茹でていますが、水を変えても構いません。
ずっと中火で煮たので、少し豆がおどって
いくつかは皮が破れてしまいました。煮ること1時間。
3.火がとおると、浸水した時のあのきれいな赤紫色は
なくなってしまいました。
豆の味を知りたかったので、今回はシンプルに水煮にしてみました。
くせのないインゲン豆で
2粒、3粒食べてみるとたしかにちょっと栗っぽい?
って感じでしょうか。
雨宮、パン生地に練り込んで豆パンにしたりが
合いそうだな。と思った店長でした。