仙台市中央卸売市場のご案内

卸町店長の千葉です。

弊社のある仙台中央卸売市場には、魚介類を取り扱水産棟と青果類を取り扱う青果棟の二つがあり、その間に割って入っているのが弊社のある中央棟があります。その中央棟は、通称、仲店街と呼ばれ水産や青果の中卸しと違った卸問屋が店を連ねています。
お肉屋さんもあれば豆腐屋さんもあるし、ましてや漬物屋さんに味噌を扱っているお店やさんに乾物屋に海苔屋さん、変わったところでは発泡等の容器屋に金物屋さんまであります。

そんな中央棟の2Fには市場内で働く人らの為の施設で、飲食店街があります。こちらの飲食店街さんもそれぞれの顔があり、ラーメン屋だったり、ミニレストラン的な食堂やお蕎麦屋さんに市場内で入荷した魚を使ったお寿司屋さんだったり、主は蕎麦屋さんだけど色々な和定食を出すお店やさんにすし屋が主でも和食の定食さんも存在します。
この食堂街は、大体6時位から開店営業を始めています。市場内で働いている人らをおもだって営業されているので定食とは言えかなりの量の定食で結構なカロリーを摂取出来ます。市場で働く人たちは、会社さんによっては夜勤からの勤務の人やそれと入れ替わるように早朝に出勤される人に分かれたりします。

市場勤務の人達は、早朝4時から出社されて市場取引の終わる10時まで働かれてから、休憩に入りそれから朝飯を2Fの飲食街で取られる方々が多いです。そのような方々は遅めの食事になる為か、飲食店側はランチメニューに切り替わり各々の店がそれぞれのランチメニューでお客さんを引き寄せています。それとは対照に朝定食なる物もあり、それは早朝に仕入れに来ている各お店やさんの仕入を終えた後の空腹を満たしたり、各々の商店の人らの情報交換だったりの場所と化します。

仙台市場は、朝8:30を過ぎると一般の方々にも開放され自由に入場できます。東京の築地の場外とは少し劣りますが場内での買い物も出来ます。仲店街のお店には日常に必要な生活品や食品もあるので1度体験の為に訪れて見るのも一興かと・・・
規定の時間から一般者の入場が自由なので、お昼時になると近隣の会社で働いている人達がランチタイムとして訪れて2Fの飲食街はまた活気を取り戻しています。お昼を求めに来ている一般客の方々は、やはりそれぞれ好みがあるのかお客さんで溢れている店とそうでもない店との違いが現れています。やはり市場と言う事で新鮮なお魚料理を食せると言う事ですし屋さん系が人が並んでたりしていますね。まぁ飲食店さんもそれぞれの売りがありますので何所がお勧めという事はあえて控えさせて貰います。

そんな仙台市場ですが、飲食店街の他にも一般の人達に知られていないのが、仙台に本社を置く地方銀行の支店窓口があったり理髪店や歯科医院も常設しております。これらの施設にも自由に利用して頂いても構わないので、近隣に来たときにでも見学がてら来てみるのも宜しいかと思います。

仙台市場の北門に当たる所には、築地の場外程ではありませんが小さな場外市場があります。此方には八百屋さんが軒を並べて営業をしております。そこにも小さいですがラーメンを中心として定食を出している食堂が1軒あります。
この場外には、面白いことに早朝の早い時間に移動のホットドッグ屋さんがいて、青果の方に来ている運送便のドライバーさんや青果で働く人らの空腹を満たす為のちょっとしたファーストフードになっています。此方の移動販売屋さんは短い時間しかいないのでお眼に掛るのは難しいかもしれません。

弊社の入っている市場内には、一般の方々に知られていない顔が色々と存在しています。東京の築地市場や塩釜の市場の様な一般の人らが行き交う様な市場ではない為か、折角ある施設が思うように活用されていないのが淋しいところでもありますね。これを読みもし市場に興味を持たれて市場にある施設を利用して貰えたならば、また仙台の市場は活気づくのではないかと思いたいですね。

仙台市中央卸町市場

 

 

 

 

 

 

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