卸町店長の千葉です。
子供の頃に聞いた御伽話で、ジャックと豆の木と言うお話がありました。皆さんは、このお話をご存じでしょうか? 知らないと言う人は、余りいないと思いますがあえて内容を言いますと、貧しい家庭に生まれ育ったジャックが母親に頼まれて町に買い物に出かけ途中で老婆に会い、金貨と豆を交換して家に戻ってしまうところから話が始まる不思議なお話です。小さかった子供の頃、あの豆は何の豆だったのかな~と考えたりもしました。子供の頃に見たTVの人形劇では、豆を分からせる為にそら豆のような大きい豆を小道具として使われていましたね。
ジャックが家に帰り、道で出会った老婆と金貨を豆と交換したと告げると母親は大変怒り豆を窓の外に捨ててしまいジャックは食事にありつけずに一晩過ごしました。あくる朝、ジャックが眼を覚ますと窓の外には太い蔦が天に向かって伸びていました。と言う具合で物語が始まりますが、人形劇では、蔦に実っている豆がそら豆ではなくグリーンピースの様な豆鞘がぶら下がっていたのを記憶してました。しかし、豆の木の上の世界が主な物語と言うことで、話の発端の豆がそら豆で木に生っているのが青豌豆とはこれいかに・・・
幼かった子供の頃は、本当にあの豆は何の豆か本当に気になって仕方がなかったね。
大人になった今は、仕事の関係上で物語の誕生した地の豆は何かが気になっていますよ・・・
ジャックと豆の木の話は、イギリスで誕生したお話らしいのでネットでイギリスの豆と調べてみたら、ベイクドビーンズと言う言葉が出てきました。どう言う物かと言いますと、インゲン豆をトマトソースで煮込み、さらに甘みを加える為にブラウンシュガーを加えて煮込むそうです。使われるインゲン豆は、北米産のインゲン種だそうです。アメリカでも同じにベイクドビーンズは食べられているそうですが、イギリスの物とは違い豚肉と糖蜜で作られたソースで煮込むそうです。
このベイクドビーンズは、イギリスでは一番ポピュラーな食べ物で安価な材料で作れることでイギリスの家庭料理の定番品だそうです。イギリスでは、大手企業のハインツ社にて缶詰として製造され販売されているそうです。ネットでの情報しかないので、如何なる味であるかは残念ながら分かりませんm(_ _)m
機会があればイギリス料理を扱っているお店にでも行って試食してみたいですね。
ジャックと豆の木の話は、諸説、多数のバージョンがあるそうです。元々はユダヤの民話の一つらしく、イギリスの民話の中に加えたそうです。一般的なのは、ジャックが雌牛を市場へ売りにいく途中で老婆と出会い、豆と牛を交換すると言うのが定番らしいです。他には、老婆ではなく見知らぬ男という説があり男は物語の結末に魔法使いとしてジャックの前に現れて消えていくと言う説も存在するそうです。自分が子供の頃に見たTVの人形劇では、食べる物が無くなったので母親からなけなしの金貨を渡されて、市場へパンを作るための小麦粉を買いに行かされた途中で老婆に会い不思議な豆と金貨を交換すると言う話でしたね。とにかく、時代性もあるのか何かは知れませんが色々の解釈があっておもしろいと言えば面白いですね。
しかし、ジャックと豆の木の豆は本当に何の豆だったのかは、いまだに謎のままでいた方が夢があっていいのかな・・・
考えていると眠れなくなりそうだ。