卸町店長の千葉です。
今回もまた、書籍の粗食のすすめから見つけた面白い記事か
ら話題をひろっていきたいと思います。
昨今の食品会社による産地偽装及び改ざんの為、食品の安全化
が叫ばれており小さなお子さんを持つご家庭のお母様方は、何
かと大変だと思います。特に小学校に入学前の幼稚園児を持つ
お母様方は、お昼のお弁当作りにもかなり気をつけていらしゃるか
とは思います。粗食のすすめの本の中でも作者が幼稚園児のお弁 当について書かれているのがありました。
今、幼稚園に通う子供たちのお弁当がまるで動物園か遊園地
かと思うような状態になっていると述べています。
キャラ弁だとか何とかと言って従来のタコさんウィンナーの他
に、野菜で作った怪獣やハンバーグでこしらえたアンパンマン
やバイキンマン等のキャラにフランクのワニさん等が所狭しと
入って賑やかだと・・・
そのようなキャラ弁のレシピ本も数多く出ていますからね。
その為、朝の忙しい時間、必死になって豪華なキャラ弁作り
に追われて精神的ゆとりもなくなり憂鬱になるのも当然だとも
書かれています。肝心な幼稚園サイドはその辺に関しては無関
心でもあると述べています。
そんな幼稚園でもお弁当に関して面白い取り組みをされてい
るところがあるそうです。
作者の書かれているのによりますと、千葉県は我孫子市にある
幼稚園では園児達の為、週二回だけ、何もおかずの無いご飯の
みの日を設けているそうです。ご飯のみと言うかお米に梅干の
み入った日の丸弁当です。これは、食べ物に感謝するという気
持ちを養う為の一環として行われているそうです。
食べ物に感謝する意味で年一回だけおにぎりのみの幼稚園もあ
るそうですが、ここまでやっている幼稚園は聞いた事がないと
作者は述べてました。いい幼稚園・保育園の条件は、送迎バス
や給食・延長保育があるのが条件らしく子供の為ではなく、親
にとってのいい意味だそうです。
このような時代にあえて週二回の「日の丸弁当」を実行した
理事長さんやそこに通わせるお母様方には、心から敬意を表し
たいとまで作者は述べておりました。
しかし、最近の幼稚園児や小学校に通うお子さんをお持ちの
お母様方は、30代の若いお母様方が主流な世の中になっていま
すので、仕事を持っているお母様もおりますので普段の家庭で
の食事においてはコンビニのお弁当やお惣菜をあたり前の様に
お子さんに与えている方が増えているそうです。
今の30代はコンビニ世代と言われコンビニが盛んだった頃に、
子供時代を過ごしてきている為か、普通にコンビニで買って与
えるのがあたり前になってしまっているのでしょうか？
自分も一人暮らしのサラリーマンゆえ、コンビニ弁当にお世
話になってもいます。しかし、コンビニのお弁当やお惣菜が小
さいお子様を育てる上での盲点になっているのをご存知でしょ
うか？
コンビニ弁当は、見た目も良くお米・野菜・肉に魚が入ってい
るのでバランスの整ったお弁当と勘違いしてしまっているので
す。よく見てみれば油を使った揚げ物を中心とし炒め物やマヨ
ネーズにケチャップにソースなどがたっぷり使われております
ので日常的に食べ続けていたら病気へましっぐらとも作者は、
書かれておりました。
皆様は、コンビニ弁当やお惣菜に書かれている内容表示を注
意して見られたりしたことありますでしょうか？
使われている野菜や肉の他に調味料以外に聞きなれない化学薬
品が表記されているのを何人の方がお気づきになっております
でしょうか・・・
お弁当の中に含まれている化学薬品は、お弁当の腐敗を遅ら
せる為に詰め終えたお弁当に降り掛けています。それ以外にも
調理した肉や野菜の見栄えを良くする為のWAXに近い物が使用
されているのです。それ以外にも醤油などの調味料にも防腐剤
が使用されていたり化学調味料に含まれている薬品が、子供達
の成長に影響を及ぼしています。特に最近の子供はすぐにキレ
たりする言動は、これらの化学薬品によって引き起こされてい
ると昨今の食に関する研究家によって述べられております。
このコンビニ弁当に含まれている化学薬品による子供の成長に
及ぼす影響については、グルメ漫画の「美味しんぼ」にも事細
かく取上げられておりますので興味のある方は一度読まれて見
るのも宜しいかと思います。
昨今の食品の産地偽装や原発事故で起きたセシウム問題等で
の食品の安全性を求めて小さなお子さんを持つお母様方は、大
変だと思いますが、より安全なお水や食料品を探すのと同様に
市販されているお弁当やお惣菜にも注意をしてより安全な物を
与えて下さい。そして、手間が掛りますが安全な野菜やお肉等
を使い手作りの物をお子様に食べさせてあげて下さいませ。
お子様が、大きくなるにつれ手作りされた物がお子さんにとっ
てのおふくろの味になる事を忘れないでいて下さい。
