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小豆を洗ってゴミや汚れを取り除きます。小豆はあらかじめ水で戻す必要はありません。
小豆は縄文遺跡からも発掘されるほど、日本人との付き合いが長い豆です。赤い色に魔除けの効果があるとされており、正月やお彼岸など季節の変わり目には、赤飯やおはぎを食べて無病息災を願ってきました。アズキの「ア」が赤を意味しているとされるほど赤色で知られていますが、黄白色やまだら模様の小豆もあります。
中国から伝わったと思われてきましたが、最近の研究では日本の古来種の可能性も出てきたようです。
皮を漉さない粒あん(小倉あん)です。お汁粉やあんこ餅、また小倉トーストやかき氷のトッピングに。砂糖の種類や量を調節できるのも手作りならではの利点です。
小豆 | 200g |
砂糖 | 200g |
塩 | 少々 |
小豆を洗ってゴミや汚れを取り除きます。小豆はあらかじめ水で戻す必要はありません。
鍋に小豆と被るくらいの水を入れて火にかけます。
沸騰したら中火にして7~8分茹で、小豆をザルに上げて茹で汁を捨てます。これを「渋切り」と言います。
再び鍋に小豆と被るくらいの水を入れて火にかけます。
豆が常に浸っているように差し水をしながら、豆が柔らかくなるまで茹でます。
豆が親指と小指で軽く潰れるくらいになったら、砂糖を少しずつ加えながら豆を潰して煮詰めます。
へらでかき混ぜて鍋の底が見えるようになったら、塩を一つまみ加えて練り上げれば出来上がりです。