鞍掛豆のひたし豆(簡単めんつゆ版)

こんにちは。朝市店長です。

こちらで何度か青大豆を取り上げておりますが、
今回は青大豆の仲間でも一風変わった「鞍掛豆(くらかけ豆)」のご紹介です。

磯の香り
まん丸ではなく、ちょっとペタッとした形状の豆で、緑色と黒のツートンの大豆。
「鞍掛」の由来は黒い部分が馬の背に鞍を乗せたように見えることから
ついたそうです。
豆からは不思議なことに磯の香りといいますか、海苔(のり)のような
といいますか、独特な香りがあります。
そのため、「海苔豆」と呼んだりもします。

東北などでも栽培されていますが、長野方面では昔から作られている
在来種、伝統野菜でもあるようです。

ひたし豆で味わう鞍掛豆
めんつゆで簡単ひたし豆にしてみました。
しっかりとした、コリコリとした歯ごたえです。
ふんわりと海苔の(ような)香りがし、またとうもろこしにも
似た味わいです。

材料
・鞍掛豆200g
・めんつゆ このレシピでは濃縮2倍タイプを200cc
・水 350cc

1.豆は軽く洗って、汚れ、ゴミを取り除いたあと、鍋に
豆の3~4倍量の水を(分量外)で1晩又は8~10時間程もどす。

鞍掛豆浸水
2.1の鍋を火にかける。
始めは強火で、沸いたら強めの中火で25分程ゆでる。
・アクが出たらすくい取る。
・フタはしてもしなくてもOKです。(ふきこぼれに注意!)
どちらの場合も、ゆで汁が減ったらさし水をし、
豆が常にゆで汁にひたっている状態を保ちます。

3.めんつゆ200ccと水350ccを合わせた液の中に
茹で上がった豆を入れます。(豆が熱いうちに入れると味が含みやすい。)
出来上がり。

鞍掛豆のひたし豆
※30分くらい味をなじませたものでも美味しいですが
一晩くらい置いたほうが、しっかり味がついてさらに美味しいですよ。
※今回はちょっぴり濃い目のひたし液にしましたが
お好みで濃さを加減して下さい。
※冷蔵庫保存で2~3日中に食べきってください。

ポン酢醤油で和えたり、シンプルにお塩を振っていただいても美味しいですよ。

浸水前後の鞍掛豆

鞍掛豆浸水前後

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