パンダ豆のシロップ漬け

こんにちは、朝市店店長です。

黒花豆や栗豆といったニューフェイスを
開拓すべくああでもない、こうでもないと模索していた
店長(大げさ。煮ただけ。サラダにしてみただけ)。

今回は「久しぶり~」と思わず言ってしまった豆のご紹介。
天候等の影響で不作だったのか何年か入荷がありませんでした。
今回久々の入荷です。

パン豆
白と黒のくっきりした模様が穀物らしからぬ、その名も「パンダ豆」です。
いんげんの仲間でシャチの模様?ふんいきに似ていることから
「オルカビーン」という呼び名だったり、
陰陽の太極図にも似ていることから「インヤンビーン」とも呼ばれているらしく
意外とポピュラーな豆なのかな?!

逆に「パンダ豆」は鞍掛豆(青大豆の一種)の事を称することも多く
検索すると結構こちらも出てきます。

煮てみました。
何年か前入荷した時に試食した際、
煮あがりの雰囲気や食味、食感とも「虎豆」に
似ていたように思い「甘煮」にしてみようといざ実践。

パンダ豆浸水
一日浸水し、中火で沸かしアクを取った後は弱火でまず30分。
豆を煮る時いつもフタをせずに、さし水をしながら煮るのですが
今回はフタをしてみました。ちょっとずらして・・・。

パンダ豆を煮豆中
撃沈・・・

ゆで汁(お湯)がたっぷり入っていたことを、フタをしていたことで
安心してしまった私。
ハッ!と気づいたのは1時間30分後・・・。

おそるおそる鍋の中をみてみると
腹切れしてしまった豆・まめ・マメ・・・。
大失敗です。
しかしその中から状態の良さそうなのをひろって
写真用に。「こんなにキレイに模様が残っているのに・・・」
とレンズ越しに公開・・・
ここからさらに甘煮の為に火を通したら「形がなくなる」と判断した私は
シロップ漬けにしてみました。

煮た豆がしっかり隠れるくらいの量の水に乾燥豆と同量の砂糖をいれ、
一煮立ち(まだ豆は入ってません)
砂糖が完全に溶けたらシロップが熱いうちに豆を入れます。

パンダ豆シロップ漬け中
チャック付きのビニール袋に入れて空気を抜いて1日漬け置きをしてみました。

パンダ豆のシロップ漬け
味は大成功です。甘過ぎないのでスプーンでガツガツ食べられそう(笑)
クセがなくコクのある味わいです。
今度は油断しないと心に誓った店長でした。

状態の良いのと割れているのも漬けてみました。
比べてみて下さい。

パンダ豆シロップ漬け
※ちなみにうちのウチのネット店長も過去に煮て、柔らかくなりすぎ
「あん」にしたみたいです。


パンダ豆
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