小豆といえば小豆あん

こんにちは、朝市店長の石垣です。

いつもこの頃は「秋らしくなってきたね」とか
「だいぶ涼しくなってきたね」などという会話も
出て来るのですが、今年は暑い!!
9月も後半だというのに連日30℃越え・・・。
でも着実に秋は来ていて、仙台では今週末から
少し涼しくなるんだとか。
9月19日は秋の彼岸入りでした。
暑さ寒さも彼岸まで・・・とも言いますしね。

-手作りあんでおはぎを作ろう-

朝市店ではお彼岸サービスとして
小豆をいつもよりお買得価格でご提供しています。
毎年ご好評いただいているのですが、
年々手作りされる方が減っているように思います。

あずきは浸水の必要がないので、買ったその日に
あずきあんが出来上がります。
手作りのあずきあんは、あずきの風味が良く
甘みの加減もお好みで出来るのでぜひ手作り
してみませんか?!

【おいしいあずきあんの作り方】

・小豆200gで約10コ前後のおはぎ
・砂糖200g~150gくらい。
(100gくらいでも甘さひかえめで美味しいですが傷みやすいので注意)

1.ザッと水で洗い汚れを落とす。
2.小豆がかくれるくらいの水でゆでる(たっぷりでなくて良い)
沸湯したら中火にし、7分~8分ゆでます。

azuki_arai
3.いったんザルにあげます。
(渋切りといってあずきのエグ味を取り除きます)
豆が新しければ1回、古豆でしたら2回ぐらいがいいでしょう。
4.渋切りをしたら、小豆の倍量の水を入れ
強火で。沸いたら強めの中火くらいで柔らかくなるまで煮ます。
途中でお湯が減ったら、さし水をします。
(常に豆がつかっている状態です)
5.指でつまみ軽くつぶれるくらいになったら(約30~40分です)
分量の砂糖を少しづつ加えていきます。
6.あずきを木べらやおたまの背でつぶしながら
焦がさないように、底の方から練りあげていきます

あずき練り
7.鍋底に筋を書いて、すぐに消える程度まで練り、
ほんのひとつまみの塩を加えて出来上がりです。

小豆餡
※砂糖を加えるとゆるくなります。
※出来上がったあんは冷めると固めになります。
※冷凍保存も可能です。
おはぎ以外にも白玉やアイスクリームに添えて
(もちろん手作りのあずきアイスでも!)
あんをのばしておしるこにも。

-お彼岸はおはぎ?ぼたもち?-

おはぎ ぼたもち
何が違うのでしょうか?
呼び名が違うだけでした・・・^^
ぼたもちは「牡丹餅」小豆の粒を
春に咲く牡丹に見たてたのだとか。

おはぎも「お萩」で、やはりあずきの粒を
秋に咲く萩に見たてたということです。

今は年中「おはぎ」で通じていますが
本来は秋の彼岸では「おはぎ」
春の彼岸では「ぼたもち」なんですね。