インゲンのチリビーンズ等、欧米で豆料理は定番です

卸町店長の千葉です。

ゲームセンターなんて皆様方は行かれたりする事はお有りでしょうか?
そのゲーセンで、今、主流になって設置されているのがアーケイド版のゲーム機ではなくUFOキャッチャーがお店の半分を独占しているのをご存じでしょうか。
つい数日前に、街中に用があり出かけた時にトイレに行きたくなりゲーセンのトイレを借りました。その時に眼にしたのは、店の外から店内の至る所にクレーンゲーム機であるUFOキャッチャーの壁をみました。かつてはプリクラなどが占めていた物が僅かしかなくクレーンゲーム機が店側の顔にまでなっている様です。

そのクレーンゲーム機の景品も様々ありますよね。ゆるキャラ的なぬいぐるみや人気アニメの商品や若い女性に人気のある駄菓子のBigサイズの物まで多種多様に取揃えられていますよね。皆さんは、覚えているでしょうか?ほんの数年前に宇宙食とか自衛隊飯なる物が景品にあり人気を博したことを・・・
この自衛隊飯なる物は、米軍が第二次世界大戦の時に開発した携帯食料(レーション)を参考にして作られた物なのです。レーションは、一日に必要な三食分が一つにまとまっており必要最低限のカロリーを摂取出来るように計算された物なのです。その中身はと言うとクラッカーにチーズ・肉や野菜の煮込んだ物や干し肉やハム・スパムにコーヒーにおやつ的なスナック等があります。その中でも多く用いられているおかずはと言うと前回に取り上げたいんげん豆で作るベイクドビーンズ等の豆を煮込んだおかずが多く取り入られているのです。

鶏肉と豆の煮込みや野菜といんげん豆のチリビーンズの携帯食が朝昼夜のどの食事かに食べられているのです。それだけ、欧米では豆料理が定番になっているのには興味をそそられます。米軍以外にも調べてみると英国に仏・伊・独などの軍事食料にも豆を使ったレーションが存在しています。我が国の自衛隊の携帯飯はと調べてみたら、おこわを主食としてハンバーグやコンビーフ缶詰に沢庵漬けなどだそうです。豆を使用しているのは赤飯ぐらいですね。こう見ると日本人は、本当に豆料理を日常的に取り入れる事が無くなってきていることを痛感しますね。この軍隊飯は、面白い事にミリタリーShop等では独自の仕入れルートがあるらしくネットなどでのお取り寄せが可能だそうです。
かつては、この携帯食料は缶詰であったそうですが、携帯する上でがさばると言うことで今はレトルトパックに詰められているそうですので興味を持たれた方は取り寄せしていざという時の非常食の一つに加えてみるのも面白いかも知れませんよ。

軍隊飯ではありませんが、輸入食材の専門店に行きますと豆を使った調理品の缶詰が多数お取り扱いされていますね。レーションではないですが、チリビーンズやひよこ豆を使い煮込んだ料理や豆を潰してペーストにしてパンなどに塗って食べる物等かぞえたら切りがないくらいです。本当に欧米の人々は豆を使うのが上手いな~と関心させられます。また、近いうちにでもチリビーンズなどの缶詰でも買いに行こうかな・・・

鶏肉と豆の煮込み

 

 

 

 

 

 

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