青畑豆(青大豆)を使った郷土料理

どうも、卸町店長の千葉です。

4月になり春の豆料理についてネット等で検索したら春の新緑の色に合い間って、そらまめやえんどう豆及びさやいんげんなどの青豆系が、春の豆料理として取り扱われていました。

そこで、卸町店としては青大豆を取上げてみようかなと思います。青大豆の代表と言えば、やはり青畑豆ではないでしょうか・・・その青畑豆を使った郷土料理についてお話をしていこうかと思います。

枝豆(青畑豆)さやから剥ける前の未成熟の豆を使った、ずんだ・ずんだ餅は御分かりになるでしょうか?我々、東北に住んでいる人間に生活の中にあたり前のようにあって当然の一品・・・
北海道産まれの自分は、仙台に越してきて初めてずんだを知りました。そして、仙台(宮城県)のみの食文化かと思ったら東北全体や関東地方の一部に根付いている食だそうです。

ずんだ、づんだ・じんだ・じんだん・ぬた等とも呼ぶ地域があるそうでそれぞれに使われ方も違いがあるみたいです。仙台に住む人間にとってずんだと言えばずんだ餅が定番ですが、他県では普通におかずとして食卓に並んでいるそうです・・・
たとえば、岩手県の方では枝豆をすりつぶした物をみそ汁の中に入れたずんだ汁や山形県では、山の実のアケビの果皮と合えたずんだの和え物として食されているそうです。

ずんだの基本的作り方は、さやのまま茹でた枝豆をさやから剥いてさらに薄皮を剥いた豆をすり鉢でペースト状になるまですり潰し砂糖と塩を加えよく混ぜ合わせて仕上げていく物です。
自分も子供の頃に、親が作っているのを見ていただけなので、仕上がっていく工程などは記憶にはあまり残っていないのでお恥ずかしいです・・・

子供の頃、すり潰した青豆のにおいが嫌でとても食べる気にはなれず父親が美味そうに食べているのが不思議でした。
これもたまたま40過ぎた時にTVで地元出身のお笑い芸人がずんだを使ったスィーツ取上げていたので、どんな物かと思い食してみたらこれまた餡子と同じで違和感なく食せたものでした(笑)

岩手のずんだ汁とは違いますが、山形県は庄内地方で枝豆をさやごと茹でて味噌で味をつけた枝豆のみそ汁なる料理があるそうです。汁だけを先に飲み枝豆のみを最後に食べると言うことです。
自分もひたし豆を作った時に大量に作り過ぎたのでみそ汁の具として使ってみたら結構いい感じで味わえましたね。

枝豆がまだ出回らないこの時期に、青畑豆を使ってみるのもどうかと思いお勧めしたい一品です・・・

山形県産 青畑豆

 

 

 

 

 

 

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