わらべ歌で煮ている大豆

卸町店長の千葉です。

皆さんは、わらべ歌と言うのを御存知でしょうか?子供たちの遊びの中で唄われる歌をわらべ歌と呼びます。若い方々でしたらあまりピンとこないかとは思います。
最近の小学校の音楽の教科書では、自分が小学生の頃に習った児童唱歌がほとんど削られ最近の音楽が教科書に取上げられている時代ですので、最近の若い母親さんらはあまりわらべ歌でお子さんと遊ぶ事も無くなってきてるのが現状ではないかと思います。

わらべ歌とは、例えば、かごめかごめやとうりゃんせに、ずいずいずっころばし等が代表的なものではないでしょうか。
何故、今回わらべ歌など話にしたかと言いますとつい最近、散歩をしていた時にふと口をついて出てきた歌詞がありまして、何かと言いますと「あ~ぶくたった煮えたった」と言う歌でこの後に続くのが「煮えたかどうだか食べてみよう」の歌詞で、何をいったい煮ていたのか想像出来ますでしょうか?

答えは、大豆なんですがネットで何気に検索してみたら、何やらおどろおどろしい内容のわらべ歌になっていてとんでもない物を煮ていると言う説が飛び交っていました。

本来、わらべ歌と言うのは子供あやす為の物でして、いつの間にか子供達のあそびの中に溶け込みおどろおどろしい内容に差し替えられてきたみたいです。
もともとは、囲炉裏端で食事の為の煮炊きをしてる時にお腹を空かし待っている子供をあやす為の言葉だったと思われます。

現代のように飽食の時代と違って、囲炉裏端が存在した時代は今とは違い人々は貧しい暮らしの中にあり、白米や野菜などは、口にする事は許されない時代でひえやあわ等の雑穀や豆を煮て飢えをしのいでいた時代のあやし言葉だったのがいつの間にかに遊びの為のわらべ歌に変化していったのでしょう・・・

我々の祖先の時代から食文化として受け継がれている豆や雑穀今一度、見直して豆等をゆっくりコトコトと煮てみて夕げの食事の準備をしてみるのも一興かなと思いますね。

えび豆

 

 

 

 

 

 

 

 

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