ひよこ豆の使い方

卸町店長の千葉です。

我が、すずやのある宮城県もとうとう梅雨入りしました。はたして、今年の梅雨は長引くのやら、それとも空梅雨で終わるのか・・・
昨年は、東日本大震災に見舞われ悲しみの癒えない中での時間の流れを体感していましたが、梅雨は短かったのを記憶しています。あっと言う間の夏の訪れと米の買占めによる米の品不足に頭を痛めていた夏でしたね。去年の夏は、津波の影響により被災地3県は、海開きが出来ない夏でもあったので今年は1つ2つでもいいから海開きでもし
てもらって子供達の素敵な夏休みにでもなって貰いたいものですね。

さて、弊社の卸町店は東京の築地市場と同じ仙台市の卸売市場内に店を構えておりますので、個人経営の八百屋さんが沢山お目見えします。それ以外にも、病院、老人ホーム等に納めを専門にやっている業者さんや県内で多数店舗を確保して営業をされているスーパーさんなどもおります。我が、すずやに豆を買いに来るのは大半が個人の八百屋さんが中心といってもいいくらいです。卸町店の中でよく出ているのが、大豆に青大豆に白いんげんや小豆などの和物の豆です。購入されたお客様のお会計をしていると店の中にある外国産豆などを見つけたりしては、これはどうやって使うんだと問いかけてくる方が多数おります。そのつど、これはカレー等の煮込み系の料理に使うのがメインだねと答えをかえしてはいますね。当店で主に出る外国産は、ひよこ豆が一番多いかなと思います。それ以外にも外国産はレンズ豆やキドニービーンズがありますが、比較的にひよこ豆を買われる方が多いですね。

昔から、個人経営の八百屋さんをやられている方は季節に沿った感じで青大豆や普通の大豆が定番になっているからか、お客さんから頼まれたとかで外国産豆を聞きにきては持って帰る姿を何度眼にした事でしょうか・・・
自分自身も外国産豆を余り調理したりしないので、定番の料理方法を教えてあげるのが精一杯な感じですね。市場内にある店ですので、お客さんの中には気心の知れた方もおりますので、ふざけて冗談交じりで受け答えが出来るのも市場での魅力の一つかと思います。例えば、最近なんかでも、仙台市内の歓楽街の方にお店を古くから構えている常連の八百屋のご主人のN氏が花豆を買いに来られた時に、たまたま外国産豆を見つけられて「これ、何に使うんだ?」と聞いてきたので、「さ~何に使うのか知らないから、自分で調べたら」等と冗談を飛ばしながらも煮込み系の料理に使っているのが多いよと答えを返していましたね。しかし、自分もつくづく日本人だなと否応にも感じてしまいます。産まれた時から和食中心の食事に百貨店のレストランのお子様ランチ等の洋食で育ってきた所為か外国産の豆のレシピになると余り思い浮かばずにカレーやチリビーンズ等の煮込み料理と言ってお客さんを納得させているのが少し情けないな~と心の中でつぶやいている所存です。

ひよこ豆、読んで字の如く豆の形が産まれたままのひよこに形がにていると言う事で日本名が名づけられました。このひよこ豆を求めに来るお客さんの中には、何故にひよこなのかと聞いてくる方もいました。そのつど形からきていると説明していました。
そのひよこ豆のレシピはと、ネットで検索してみると皆さん色々と試しているのに驚かされました。検索してみてやはりカレーに使用する方が多いですね・・・
他にも、トマトをベースにしたチリビーンズ的な煮込みやMIXビーンズでのサラダ料理の定番な使い方も目立っていました。しかし、エスニック系の使い方がある中で、和食に取り入れている方がいました。典型的な和の食材のひじきにひよこ豆を和えた物や変わった処で甘納豆に加工されている方がいましたので、思わぬ目から鱗状態になりただ関心させられました。自分はと言うと水煮のひよこを購入しまして、お決まりのカレーを作ったのが1度ありました。ただ、市販のルーを使用してでの料理でしたので、本格的なインド風にはならずに、ただひよこ豆の入っただけのカレーな具合でしたね。本人は、ネパール風を意識して作成したのでしたが資料を見ただけの付け焼刃な為、微妙なカレーになり2日掛けてたいらげました(笑)

因みに、自分は楽天店長の杉山氏と同様で食べ歩きや飲み歩きが好きでして、入ったお店やさんで出された料理で気に入ったりすると自分でも再現してみたくなりするのでよく調理をします。ですので、外国産豆を使用したレシピに再度挑戦をしてみて、皆さんに紹介できれば良いなと思っております。作る料理は、和もあり中華もありイタメシもありの料理好きのおっさんです。以前、和の食材を使用してフレンチを作ろうかと試みたのですが、欲しい食材が手に入らずに調理できずにいたと言う苦い経験がありましたので、当たり前に手に入れられる外国産豆を使用した料理作りに着手し皆さんに報告出来たらと思います・・・

今回は、店売りの仕事をしているうえでのお客さんとの何気ない会話の中で出てきた外国産豆の使い方についての視点の捉え方を考えさせられた事についてお話をさせて頂きました。皆さんの中でも外国産豆に興味を持たれた方がおりましたら1度トライしてはと思います。

サラダ

 

 

 

 

 

 

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